今回は、私が独立開業するうえで学んだ、2つの節税対策について簡単に書きたいと思います
➀小規模企業共済
②iDeCo
この2つを比較検討した結果、私は小規模企業共済に加入しようと考えています
※様々な要件がありますが、司法書士として開業予定なので、個人事業主ということを前提にしています
小規模企業共済とは
個人事業主や中小企業経営者向けの退職金積立制度
iDeCoとは
公的年金(国民年金・厚生年金)とは別に給付を受けられる私的年金制度
加入資格
小規模企業共済 | iDeCo |
従業員20人以下の 個人事業主 | 20歳~65歳未満 |
受給開始年齢
小規模企業共済 |
廃業・退職したとき |
iDeCo | |
加入期間 | 受給開始年齢 |
10年以上の場合 | 60歳から受給可能 |
8年以上10年未満 | 61歳から |
6年以上8年未満 | 62歳から |
4年以上6年未満 | 63歳から |
2年以上4年未満 | 64歳から |
1ヶ月以上2年未満 | 65歳から |
掛金
小規模企業共済 | iDeCo |
月1,000円~70,000円 (500円単位) 増額・減額 ↓ いつでも自由にできる | 月5,000円~68,000円 (1,000円単位) 増額・減額 ↓ 1月~12月の間(1年間)で 1回のみ可能 |
途中解約
小規模企業共済 | iDeCo |
可能 しかし、20年以下で 任意解約すると、元本 割れする | 原則:不可 |
節税効果
小規模企業共済 | iDeCo |
掛金全額 → 所得控除 | 掛金全額 → 所得控除 |
増減
小規模企業共済 | iDeCo |
利率1%で運用 | 自分で運用商品を探すため、 商品によっては、 プラスになる可能性もあるが、 マイナスになる可能性もある |
小規模企業共済に決めた理由
iDeCoのデメリット
途中で解約できない
例えば、急にお金が必要になった場合でも、解約して使うことができません
小規模企業共済も途中で任意解約すると元本割れしますが、経済状況が厳しくなった場合は、とりあえず毎月の掛金を減らして、継続することが可能です
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