今回は、会社法における書類等の閲覧権者について書こうと思います。
これも、表にしてまとめていきます。
株主総会議事録 | 株主 いつでも 債権者 いつでも 親会社社員 裁判所の許可 |
定款 | 株主 いつでも 債権者 いつでも 親会社社員 裁判所の許可 |
株主名簿 新株予約権原簿 | 株主 いつでも 債権者 いつでも 親会社社員 裁判所の許可 |
社債原簿 | 株主 いつでも 債権者 いつでも 親会社社員 裁判所の許可 |
取締役会議事録 監査役会議事録 委員会議事録 監査等委員会議事録 | 株主 裁判所の許可 ※監査機関がいない場合 →いつでも 債権者 裁判所の許可 親会社社員 裁判所の許可 |
会計帳簿 | 株主 いつでも ※議決権・発行済の100分の3 債権者 × 親会社社員 裁判所の許可 |
計算書類 | 株主 いつでも 債権者 いつでも 親会社社員 裁判所の許可 |
【暗記方法】
原則
株主 → 債権者 → 親会社社員
いつでも → いつでも → 裁判所
①まず一番基本的な「株主総会議事録」について、この順番で覚えます
そして、株主総会議事録と同じものについて、おなじということで
②定款 → 帝王
③株主名簿 → 花王
④社債原簿 → 社債原ぼーちゃん(クレヨンしんちゃんの「ぼーちゃん」です)
⑤計算書類 → 慶応
例外
⑥取締役会議事録等 → 語呂合わせなし
⑦会計帳簿 → 100分の3について 会計さ~ん
債権者×について → 開催しない
※ 「会 → 開」 「債 → 催」 「× → しない」
条文等を何度見ても覚えられない場合は、お試しください。
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