今回は、法定地上権について書こうと思います。
法定地上権の中でも、特に理解しづらいケースのみ、しかも、解説は一切せず、暗記方法のみご紹介したいと思います。
なぜかと言いますと、私自身が結局理由を理解できなかったからです。
覚える言葉はこれだけです。
建物オッケー 土地はバツ
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1番抵当権者 2番抵当権者 がいるケース
建物に抵当権設定
登場人物 A B
①建物A 土地B
②建物に1番抵当権設定
その後
③建物A 土地A
④建物に2番抵当権設定
法定地上権 成立=オッケー
建物の抵当権 → オッケー
建物オッケー
土地に抵当権設定
上記と全く同じケースで、土地に抵当権を設定した場合
法定地上権 不成立=バツ
土地の抵当権 → バツ
土地はバツ
不動産が共有の場合
建物AB 土地A
土地に抵当権設定
法定地上権 成立
建物が共有の場合 法定地上権 成立=オッケー
建物共有 → オッケー
建物オッケー
建物A 土地AB
土地のA持分に抵当権設定
法定地上権 不成立
土地が共有の場合 法定地上権 不成立=バツ
土地共有 → バツ
土地はバツ
土地AB 建物AB
土地のA持分に抵当権設定
法定地上権 不成立=バツ
両方共有 → バツ
これだけちょっと外れますが
両共有バツ
と覚えました。
この方法は、私が20年前に出会った民法の先生が教えてくれた方法です。
20年間忘れずにいたので、もう一生忘れないと思います。
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