今回は、司法書士の登録について
「流れ」「必要書類」「費用」
について書きたいと思います
司法書士試験に合格した後、司法書士として登録しなければ、司法書士業務を行うことはできません
流れ
①必要書類の収集
↓
②司法書士会へ郵送
↓ 約2週間
③面談
↓ 約2週間
④登録
↓ 約2週間
⑤入会式
↓ 約1週間
⑥会員証の受領
実際に会員証が手元に届くまでに、かなり時間がかかりますが、④の登録の時点で、司法書士会のホームページに、司法書士として自分の名前が載りますので、そこから司法書士を名乗ることができます
つまり、司法書士業務を行うことができるのです
必要書類
司法書士登録申請書など、口述試験の時に配布されるものは省略します
実際に自分で集める必要があるもののみ記載します
①戸籍謄本 1通
②住民票 1通
③(本籍地の)市区町村長発行の身分証明書 1通
※破産などを受けていないかどうかの確認のため
④写真(5×5) 2枚
⑤写真(4×3) 1枚
費用
登録時に、必ずかかる費用です
①登録免許税(印紙) 30,000円
②登録手数料 25,000円
③入会金 35,000円
④司法書士バッジ
ネジ式 6,800円 ピン式 9,570円
※司法書士は、業務を行う際、バッジの着用が会則で義務付けられているため
⑤職印 5,000~
※安いものを買って後悔した、という話をよく聞きますので、これはちゃんとしたものを購入した方がいいと思います
私は9,000円のものを購入しました
⑥司法書士会会費 毎月17,000円
⑦支部会費 毎月1,000円
※支部によって、金額が異なります
※また、会費がかからない支部もあります
⑧三多摩支会費 毎月2,000円
※東京23区以外の支部のみ、かかる費用です
事務所によっては、費用を負担してくれる事務所もありますので、入職する前であれば、あらかじめ確認した方がいいかもしれません
私が以前勤めていた事務所では、負担してくれるのですが、2年以内に退職した場合は、自己負担となるシステムでした
研修が終わって、即独立する方は、研修費用に加えて、登録費用もかなりかかりますので、今のうちからお金は貯めておいた方がいいでしょう
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